Sketch
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少し前から触ってみているのですが、Fireworksと同様ベクターベースのグラフィック デザイン ツールであるBohemian CodingのSketchがだいぶ良い感じ。
Fireworksは本当に良いソフトで、これがあるからこそPhotoshopとIllustratorでウェブのデザインする選択はなかったのだけれど、いまだ64bitに対応していないことで日に何度も落ちるし動作が重い。Adobeさんが無駄な機能を削ぎ落としてバグの修正や安定化に努めてくださると嬉しいのだけれど、ここ何年も忍耐し続けてそうした兆しが見えて来ないので、真剣に移行先を検討していたところでした。
ぼちぼちと触ってみたかぎりでは、
- フォントのアンチエイリアスの微調整が調整できない。
- 複数のオブジェクトにわたる任意の複数のアンカーポイントを選択できない。
- GIFの書き出しが出来ない(もうPNGの時代なんだぜという高らかな宣言なのかもしれません…)
- あらかじめどのスライスをどの画像形式で書き出すか指定できない。
- どのスライスを書き出すかの指定が「全て」か「一つ」しかない。
など不足面はありつつも、今後のアップデートに大きく期待が持てる仕上がりになってます。現時点ではアプリのUIやアイコンの制作が得意という感じですかね。UIの仕上がりはFireworksよりずっと気が利いているので、最初感じる戸惑いは慣れによるものが大きいかなと思われます。案件に投入する前に具体的に何か作ってみて評価を進めたい。とりあえずRetina画像の自動書き出しはうれしいなー。
dribbble界隈ではまだけして大きくはありませんが火が付きはじめているらしく、アイコンやらワイヤーフレームやらリソース (dribbble / psddd) が増えてきています。ちなみにKickoff 2のデザインは全てSketchで制作された模様。